kanonをmacへインストールしようとしてみた3

ちょっと間があいたけど、pythonの環境周りのエラーをみていきます。
いろいろ確かめる前に、portでpython_selectをインストールして、python26を選択しておきました。
これが効果があったか不明ですが、やっておいた方がよいかな、って思います。

で、前回の続きですが、とりあえず、エラーメッセージをみるとだいたいこんなことをいってます。



エラーメッセージのお言葉
  • Python egg cache directoryに解凍しようとしている時におちてるよ
  • そのディレクトリ(/var/opt/kanon/trac/)に書き込み権限がないから、落ちているんじゃないかな
  • PYTHON_EGG_CACHE って環境変数で設定できるから書き込み権限があるディレクトリを設定しなよ



原因の特定のために、/var/opt/kanon/trac/ を誰でも書き込めるようにして再度、http://localhost/trac/[projectname] にアクセスすると・・・動きました。

で、次にリポジトリということで、http://localhost/hg/[projectname]
にアクセスすると・・・

You don't have permission to access /hg/[projectname] on this server.

ってなメッセージが、作成したディレクトリの所有者をみると、rootになってるのでこれを_wwwに変更してサイドアクセスしてみるけど、やっぱり駄目。
ディレクトリの中身には『.hg』ってディレクトリができているので、おそらく hg init コマンドは正常に動作したっぽい。
となると、httpd.confだろう、ということでMercurialの設定箇所を再度確認してみる。

# Mercurialの設定
WSGIScriptAlias /hg /opt/kanon/lib/cgi-bin/hgweb.wsgi

WSGIApplicationGroup %{GLOBAL}
AuthType Digest
AuthName kanon
AuthUserFile /etc/opt/kanon/kanon_users.htdigest
Require valid-user

とりあえず、『AuthType Digest』の前に『Allow from all』を追加してみる。
・・・おぉ、ユーザー名とパスワードの入力画面がでてきた。
で、ログインしてみるとそれっぽい画面が(笑)。
セキュリティ的に大丈夫か?という問題はあるにしろ、動くことは動きました。

ちなみに、ディレクトリのパーミッションに問題はあったものの、subversionはアクセスしたらユーザー名とパスワードの確認画面がでてきたので、こちらは問題ない模様(subversionは、apacheのモジュールで動いているみたいで、Mercurialとは仕組みが違う)。

Bazaarは確かめていませんが、Mercurialと同じ仕組みみたいなので、同じようにすれば、たぶん動くと思います。


さて・・・あとは、使ってみるか、対応済みのOSの仮想環境作って、正しい設定を確かめながら、いろいろいじってみるか、って感じだけど、とりあえず使ってみるかな。

もともとは、自分の作業のタスク管理をしようかと思って、tracいれるか、って思っていたところに脱線しちゃったわけだから、できるだけタスク管理は始めたいし、実際に動かしてみたら、まだ、なにかあるかもしれないしね(笑)。